イギリスレスターネイル事情
今日は予約していたネイルに行ったの。元々手が綺麗じゃないのがコンプレックスで日本ではずっとネイルをしていたから。
外国って飛び込み式なのかと思ってたら意外と予約制のところもあるのね。
ホットペッパービューティなんてものはないから(私の莫大に溜まっているポイントが心配...)、電話してアポを取らなきゃいけないんだけど、電話口では私が外国人かどうかって判断できないじゃない?
だからもう容赦無く早い英語を聞き取らなきゃいけないわけ。しかもさ、ネイルの用語なんてわからないじゃない?
だからもう予約するところが第一難関
予約してからイギリスのネイル事情について調べてみたの。そしたらでるわでるわ
「雑です!!!」
「高くても日本人にやってもらった方がいいです!」
っていう感じのブログ
すごく後悔したのその時点で。どうして私ネイルポリッシュで我慢しなかったんだろう、
こういう謎のところにお金をかけ見栄を張るから永遠に貯金できないんだって。
でももう時すでに遅し。キャンセルの電話するのも嫌だし。
だから意を決して行ってきたの、担当のお姉さんはブロンドロシア風の超美女(ポーランド人だった)、そしてもれなく意地悪そうな顔
でももうどうにでもなれっていう精神で爪を彼女の前に差し出していざネイルスタート
彼女の第一声
“Too thick!!!!!”
弁明させてもらうと別に全然厚くないのよ私のネイル。日本でしかやったことないけど、平均的な厚さ。
でも彼女は一本一本私の爪をリムーブして行くたびに私を見て
“Thick! This is too thick!”
って言い続けるわけ。
いや、私に言われても知らんがな。日本のネイル業界に物申してくれ。
まぁ彼女のthick攻撃を日本製アルカイックスマイルでかわしてリムーブは終わったんだけど。
日本だと甘皮とかを丁寧にくっくって押して切ってくれたりするじゃない?
もうね、こちらは一発ぼーんって押して終わり。ぼーん!
ポーランドガールは旦那?彼氏?とテキストしながら私のネイルを施してるんだけど急に、
「男って食器一枚も選べないのよね!」
って私に向かって食器の画像を見せてきたの。どうやら食器を買うときにどれがいい?って聞いてきて、返信をしないでいたら買ってきたものが彼女が一番ナシだわーって思っていたやつだったみたいなんだけど。
そこから男のセンスのなさの話を永遠に聴き続ける羽目になったわ。
「あなたも分かるでしょう。男のセンスのなさ…」と遠い目をしながら語る美人…
すまん、私の彼氏、私よりセンスいいんだ。実父も然り。
まぁネイルの話に戻るけど
クオリティはぶっちゃけとても高い。画像で見せたものとほぼ同じだし海外風のデザインがもともと好きだから。
でもね、全ての処理が死ぬほど痛い。
なんかローリングするネイルの機械があるんだけど、
日本なら皮膚に触れないように細心の注意を払ってくれるわけ。でもやつはガンガンに私の皮膚に当ててきて、もはや皮膚を削っているのか爪を削っているのか、目的を失いかけてたわ、あれは。
爪を切るのもね、ペンチで思い切り私の肉を挟んだの、涙が出たわ。アルカイックスマイルで回避したけど。
そのあともまぁ処理の全てが爪だけでなく皮膚とセット。流血もした。オシャレは我慢ってここから来てるのかしらんなんて思ったり思わなかったり。
まぁ仕上がりは理想通りだったから終わりよければを実感した1日だったわ。
↑日本ではあり得ないレベルで私の服を背景に入れてきた一枚