世界の毛事情
はぁ、あれやこれやといろいろな事に揉まれているうちにブログのことなんかすっかり忘れてたわ。副収入をブログで得ようって志してたのに。向いてないのよね、コンスタントにコツコツやるの。
まぁとにかく今日は世界の毛の事情についてでも書いていきたいと思う。本当に書くことがないから。毛よ。
日本人の女の子って、本当に本当に小綺麗じゃない。日本にいた時は気づかなかったのよもちろん。内にいる時は、小綺麗であることが前提条件だもの。
でもね、この間日本人の大学生の女の子たちが私の大学に1ヶ月の語学研修プログラムみたいのできていたんだけど、見た瞬間に圧倒的なの。みんな綺麗に根元から茶髪で、丁寧に巻いたりくくったり、ストレートでも「気にしてます」風のストレートでね。洋服もなんかスカートとか可愛いシャツとか着てるの。なんか心の底から本当に「うわぁ!かわいい!」なんて思ってしまったわ。
その時一緒にいたのが、同じく1年留学の日本人の子なんだけどその子は毛玉風味のセーター。私はボサボサの髪に大学のパーカーにパンツの線が出すぎて、もはやくまだまさしと化したレギンスよ。人間、こんなにも変わってしまうのかと落胆したわね。何が怖いって自分の服装もだけど相手の子がそんなボロボロでも本当になにも思わないってこと。思考から侵略されているわ、欧米流に。
まぁ小綺麗な日本人ですらたった数ヶ月でこんな始末だから、そんなところで生まれ育った女たちの自分の体に対する価値観は想像に絶するわ。特に腕毛。
まじでちょっとした頭皮?っていうレベルで生えてる。
金の腕毛ならいいのよ。見えなそうだし。でも意外と金の腕毛の持ち主なんて稀有よ。だからだいたい腕毛は黒か茶。もっさりと第二の毛髪よ。
日本なんて、山手線に一歩足を踏みいれればトリンドル玲奈が脱毛を推奨してるものね。分割払いで。
でも噂によるとvioは全剃りっていう子は割と多いみたい。御国変わればなんとやらね。価値観ならぬ毛観の違いにはついていけないわ。
私もこれを機に第二の頭髪、腕に増やしてみようかしら。マドンナの脇毛もびっくりよ。
はぁまたこんなくだらないこと書くのに時間を使っちゃったわ。
マッドハナ 怒りのシェアハウス
みなさんお元気かしら??
ベッドの上でお絵描きロジックを解いていたらあっという間に11月に入っていてびっくりしちゃったわ。
これといって特に面白いことはないんだけど、今日はフラットメイトについて言わせてほしい。
5人でフラットをシェアしていて、まぁお風呂も洗面所も部屋についているからキッチンしかシェアしていない状態なんだけれど
1人すごくキッチンを汚く使う奴がいるのよ。そう、私の隣人カナダ人よ。
日中に音楽を爆音で流すのもいい。爆発寸前みたいなタイマーをセットして毎日15回くらいスヌーズするのもいい。友達とキッチンで酒盛りするのも別に構わないの。
でもね、共有スペースを汚く使うことだけは許せないわ。
私たち、ゴミ捨てとキッチン掃除が週一で各々割り当てられてるんだけれど、キッチン掃除をしているのは綺麗好きなギリシャ人と私だけ。
ゴミも捨てられてない時があって、ゴミを捨てて!って張り紙をしてるくらい。自分が日本人だなぁと感じる時って、自分だけがルールを守ってると思うとイライラするときよ。ほんとに。
まぁとにかくそのカナダ人、時々夜中にすごく油っぽい炒め物を作ってるのよね。深夜食堂って感じ。それは全然いいんだけど、翌日コンロを確認するとそれはそれはもう汚いの。
小汚い中華料理屋でもこんなにコンロをオイリーにすることはないと思うわ。
しかもやつはそれを絶対に掃除しないの。誰もしないなら私がするしかないじゃない?昔からこういう気質なの、お節介とはまた違うんだけどなんか許せないのよね。共有部分が汚いと、綺麗にしてしまうの。
10月に入って4回はオイリーコンロを掃除したわ。次にあいつが油まみれにしたら写真を撮って、コピーしてそいつの部屋のドアに貼る予定。
しかもね、なぜか紙ゴミをビリビリにしてそこらへんに放置するの。
この間はプリントがバラバラにされてて、ご丁寧にゴミ箱の上のテーブルに置かれてたわけ。どうしてその下の箱に入れることができないのだろう。
いつまでたっても捨てられてないから、バラバラにされたプリントをパズルみたいに元に戻しておいてみたわ。変態よね。陰湿な日本人よ、ほんと。
そう思うと共有スペースの捉え方が日本人と外国人でだいぶ違う気がするの。
みんながみんなってわけじゃないけど、日本人って共有スペース「だから綺麗にしよう」って思ってる人が多い気がする。レストランのトイレとか。でも他の国を見てみると共有スペース「だから適当でいいや」っていうスタンスが多いのよ、きっと。
もうこれは変えられない価値観の違いよ、カルチャーショックってやつね。
だから私は日本人として、これからもキッチンを綺麗にしつつちまちまと陰湿にやり返していこうと思うわ。
アディオス
かぶれてる奴
私ね、日本にいる時ほんとにもう四六時中
かぶれてるよね〜
と言われ続けてきたの。
言ってる人たちは特に悪気はないかもしれないけど、かぶれてるって言葉からポジティブな雰囲気を感じ取ったことってないし、多少なりとも毒を含んだ言い方だと思うわ。
でもさ、だいたいかぶれてるってなんなの?
私がかぶれていることで貴方達に何か悪影響を及ぼしましたか?って話なわけよ。別にわたしは一緒にかぶれようよ!なんて言ってないし。
じゃあなんなの?あんたたち杉田玄白にも同じこと言える?あいつはオランダ・西洋かぶれが過ぎて、ターヘルアナトミアを辞書なしで翻訳したのよ?母国語でも読むのが大変そうな医学書をよ。
そう思うと、なにか大きな物事を成した人って初めはかぶれてる奴なのよね。
アリストテレスだってプラトンだって初めは新思想かぶれと陰で言われていたと思うわ。
いや、意外とこちらに来て感じたんだけど「かぶれてる」っていう概念が日本的なのよね。少なくとも私の目から見た西洋人は、本当に人のことなんかどうでもいいと思ってるわ。誰がなにを好きであろうと勝手にすれば、でも私の邪魔はしないでね。っていう感じ。
やっぱり出る杭は打たれるのが日本なのかしらね、あんまりネガティブなこと言いたくないけれど。
まぁわたしはかぶれてると言ってくるちゃっちい奴らにも負けず、ここまでやって来た。打たれる前に、500倍返しで打ち返して来た。大成するまであと少しよ。
大物になった暁には、かぶれてると言って来たやつに
「え、まだかぶれてないの?」
って言ってやるつもり。
でもビッグになってしまったら、そんな奴らのことなんかどうでもよくなってしまうかもね。
開き直り
授業が始まっていく中で気づいたことがあるんだけど、イギリス人のクラスメイトって8割方感じが悪いのよ。感じがいいなと思う人は、アメリカ人だったりすることが多いの。
それでね。ディスカッションのクラスで、どうしても言いたいことが伝えられないことってあるの。これは完璧にこちら側の問題よ、語彙力を増やしてからきなって話。
でもね、一生懸命伝えようとして文法が少しごちゃごちゃになってしまう事ってあるじゃない。そりゃそうよ、こちとら母語は日本語よ?わざわざそちら側に合わせて英語を学んでいるわけ。間違えることだってそりゃあるわよ。
けれど奴らはね、は?チョットナニイッテルカワカリマセーンみたいな顔をしてくるの。腹立つわよほんと。
もし私が日本でディスカッションのクラスがあって、留学生の子が一生懸命に拙い日本語で話してたら頑張ってこちら側も聞き取ろうとするし、言いたいことを理解するようになるだけ努めるわよ。基本的な人間のスタンスなのよこれは。
でも奴らはやっぱりは?みたいに言ってくるし、冷たい視線を投げかけてくるの。
最初は本当に本当に凹んだ、やっぱり私英語できないんじゃん。どうして留学なんか来ちゃったのかしらって。
でもねウジウジしてたら、段々腹が立ってきたのよ。
だって、英語ってやつらの母語な訳じゃない?それを理解できないってことは、私じゃなくてそちらさんの理解力の問題なのよ。だから拙い英語を話す外国人のせいじゃないの。
だから私は悪くないって思うようになってからだいぶ気持ちは楽になったわ。
これで英語力が伸びるかどうかは甚だ疑問が残るところだけれど。
イギリススキンケア事情
突然だけど私ね、肌がとても綺麗な方なの。悪魔のような思春期ニキビも本当にできなかったし今もよっぽどのことがないと出来ない。
桃井かおり、綾瀬はるかに続ける人材だと自分では思ってるわ。
そんな美肌がアイデンティティな私なんだけれどイギリスに来て早3週間、メイクをする前に自分の顔をまじまじと見ていたらとある異変に気付いてしまったの。
そう、肌荒れ。
ニキビになりかけのぶつぶつが目の下および顎に、毛穴もなんだか心なしか開いている気がしたのよ。
もう本当にショックだったわ。アイデンティティの消失よ。
イギリスにきて、カルチャーショックなどに起因するものではなくてまさかニキビでアイデンティティを失いかけるなんてね。
普通の人なら食生活?野菜不足?と思うんでしょうけど、私自慢じゃないけれど人生において一度もサラダを食べたことがないの。日本にいた時から慢性的な野菜不足。だからイギリスの空気を吸って突如野菜不足に陥るなんてことは無いと思う。
まぁ結局調べたところによると、硬水がいけないみたい。硬水を水道水に使っているヨーロッパ人の気が知れないわ。なんかシャワー、煮込んだおでんの匂いがするし。これも硬水のせい、絶対そう。
日本から持ってきていた洗顔フォームを使っていたんだけれど、洗顔フォーム×硬水が肌荒れを引き起こすらしいわ。
とりあえずサプリを大量摂取し、洗顔をやめたことにより私の美肌も戻ってきたから一件落着だけれど。
硬水のいいところってお米が美味しく炊けるところしか見当たらないのよ、そもそも。
髪の毛もなんだか日本にいた時より乾燥しているし。シャワーからおでんの匂いするし…
軟水を世界共通水道水にすべきだと強く推奨していきたい。ゆくゆくはロビー活動なんかもしてしまったりね。
ちゃんこ大好き芸人
私が日本人男性ウケ皆無なのは、私の友人なら衆知の事実だと思うんだけれど昔からインディアンブラックそしてアラビックに結構モテるのもまた事実、世界のどこかには自分の需要があるんだと知って安心した思い出があるわ。
私、アルジェリア系フランス人の彼氏がいて、やつは女の趣味はアラビック寄りだけど性格はフランス人のそれなの。想像に容易いと思うんだけど、フランス人って恋人への褒め方が尋常じゃない。毎日美しいって言われるのはもちろんだけど、今までで一番笑ってしまった賛美方法は、いきなり私の相当どすこい幕内力士な寝顔を送ってきて一言
「ミケランジェロが作り出した絵のようだよ」
…
幕内力士 feat.ミケランジェロ…
まぁとにかく女性を褒めるっていう話に戻るんだけれど。
この間急に話しかけられたのよね。
「インド人 平均顔 男」
で調べたら出て来そうな男に。
私そのときmy proteinの段ボールを持っていたのね、ボンキュッボンなインスタグラマーになってちやほやされたいと思ってて。
それで、話の流れでわお!プロテイン?だからそんなに素敵なシェイプなんだねって言われたんだけど、本当に私の目に見えているちゃんこ大好き芸人な私と彼らの目に見えている私って同じなのかしら…
まぁとにかくそれで彼が仕切りに私を褒めるときに使ったいた言葉が
"bubbly"
日本でも言われ続けてきた、どこかバブルの香りを漂わせている女と。
でもバブリーってそんなに世界で有名な言葉だったの!?kawaii的な?harajuku Barbie?おっけーバブリー?って頭の中は平野ノラ一色。
褒められてるのかどうなのか、分からなくてイライラしてお腹が痛いふりをして帰ってきたんだけど。
調べてみたらシャンパンの泡から来てるらしいこのバブリー。書くのは面倒だから気になる人だけ調べて欲しいんだけど。景気が弾ける方じゃなかった。お立ち台に立つほどビューティフルってことかといらぬ想像までしてたのに。
まぁどうでもいいけど。
偏見に満ちた世界のお国柄
イギリス人:嫌な感じの人はあまりいないけど、すごくウェルカムという感じでもない。ぶっちゃけ特に感想はない。
フランス人:遠目で見てオシャレなグループがいたらそれはフランス人。なんだかオシャレ。けど奴らは決して混じらない。フランス人だけ。ビバフランス感を出してくる。
ギリシャ人:基本的に情に厚くて世話焼き好き。いい人たちだけど、死ぬほどおしゃべり。人の話は聞かない。油断するとギリシャ話にすり替えられるので注意が必要。経済破綻にも納得。
スペイン人:ぴったりとしたTシャツ。スペイン人で固まる。
中国人:眼に映る東アジア人は全員中国人だと思い込む。怒涛のように中国語で話しかけて来る。我否中華。
韓国人:小綺麗にしていてオシャレでメイクしてる。日本人と似てるけど気が強そうな顔なら韓国人。
日本人:男の子は知らないけど女の子は常に小綺麗。なんかニコニコしてる。当てられて分からなくてニコニコしてたら日本人。
アメリカ人:おれらはmade in USA!感を異様に出して来るし口にも出してくる。謎のアメリカ人としての誇りがやばい。ならなぜアメリカを出てきた?トランプを支持してる奴がたまにいる。サンダース支持者と政治について口論になりがち。
(私の隣の部屋の)カナダ人:定刻になると謎の民謡を流しだす。異様にいい匂いの香水を使用。